インフルエンザ予防投与

〜当院のインフルエンザ予防投与はご予約不要です〜

※混雑状況によりお待ちいただく場合があります。
※診察の結果、予防投与が適さないと判断する場合があります。
※すでに発熱・咳・のどの痛みなどの症状がある方は、予防ではなく検査・治療の対象となります(受付でお申し出ください)。

インフルエンザ予防投与とは?

インフルエンザ予防投与とは、インフルエンザ患者と接触した後に抗インフルエンザ薬を使用し、 発症のリスクを下げることを目的とした方法です。

特に、同居家族などの感染者と濃厚接触があった場合には、 接触後できるだけ早く(目安:48時間以内)に開始することで効果が期待されます。

受験・旅行など、感染を避けたい重要な予定が直近にある方もご相談可能です。

予防投与が適している方

次のような状況では、インフルエンザ予防投与を検討します。

・同居家族や身近な方がインフルエンザと診断された(濃厚接触がある)

・医療機関・高齢者施設・保育園・学校などで集団感染が発生している

・受験・出張・旅行・発表会など、感染を避けたい重要な予定が直近にある

・ワクチン未接種、または接種直後で十分な免疫がつく前(一般に約2週間)

※予防投与は感染を完全に防ぐものではありません。
手洗い・マスク着用・換気などの基本的な感染対策も併せて行いましょう。

予防投与の方法(使用薬剤)

当院では、年齢・体重・基礎疾患・生活スタイル(内服が確実か、吸入が可能か)を考慮し、 以下の薬剤から適切なものを選択します。

  • ゾフルーザ(内服薬)
    1回の内服で完了するタイプの抗インフルエンザ薬です。
    ※当院では12歳以上を対象としています(体重により内服量が異なります)。
    ※妊娠中の方は慎重投与となります(診察時に必ずお申し出ください)。
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  • タミフル(内服薬)
    一定期間(7-10日間)内服するタイプの薬剤で、予防投与としても使用されます。
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  • イナビル(吸入薬)
    原則1回の吸入で完了するタイプです。吸入が可能な方に選択します。

※インフルエンザ予防投与は原則として自費診療です。
※接触後の状況(接触からの経過時間など)によっては、予防投与の対象とならない場合があります。

期待される効果

予防投与により、インフルエンザの発症リスクを下げることが期待されます。

特に、家庭内感染や集団感染の拡大を防ぐ必要がある場面で有効です。

※100%感染を防ぐものではありません。発熱などの症状が出た場合は速やかに受診してください。

抗インフルエンザ薬の比較(予防投与)

予防投与に使用する抗インフルエンザ薬にはいくつか種類があり、生活スタイルや年齢に応じて選択します。

項目 ゾフルーザ タミフル イナビル
投与方法 内服 内服 吸入
投与回数 1回のみ 7-10日間連続 原則1回
特徴 単回内服で完了。
内服回数を減らしたい方に向く
予防投与としても使用。
確実な内服継続が必要
1回吸入で完了。
内服が難しい方に選択
主な注意点 12歳以上。
妊娠中は慎重投与
吐き気などの消化器症状。
体重37.5kg以上の方が対象。
吸入操作が必要。
5歳未満では使用困難な場合あり

※どの薬剤が適しているかは、診察時に医師が状況を確認して判断します。
※いずれの薬剤も感染を100%防ぐものではありません。

安全性と注意点

抗インフルエンザ薬は比較的安全性の高い薬剤ですが、以下の副作用がみられることがあります。

  • 吐き気、腹部不快感、頭痛、のどの違和感、咳(吸入薬)

妊娠中・授乳中の方、持病のある方、薬剤アレルギーのある方は、 必ず診察時にお知らせください。

料金と受診方法

◆ 診察料(自費)

  • 診察料:3,300円

◆ 薬剤費(自費)

薬剤 薬剤費
ゾフルーザ(40–80kg未満・2錠) 8,800円
タミフル(予防投与) 3,850円〜4,400円
イナビル(1本)(5-10歳の方) 3,850円

イナビル(2本)(10歳以上の方)

7,700円

※お支払い総額は「診察料+薬剤費」となります。
※診察の結果、予防投与ではなく検査・治療をご案内する場合があります。

ご予約は不要です。診療時間内に直接ご来院いただき、 受付で「インフルエンザ予防投与希望」とお申し付けください。
(保険証またはマイナ保険証をご持参ください)

よくある質問

Q1. ワクチンを接種していても予防投与は必要ですか?

ワクチンは重症化予防が主な目的です。濃厚接触があり、 どうしても発症を避けたい状況では、予防投与を検討することがあります。

Q2. いつ受診すればよいですか?

感染者と接触した後、できるだけ早く(目安48時間以内)の受診をおすすめします。 時間が経過している場合は、予防投与の対象とならないことがあります。

Q3. 子どもでも受けられますか?

年齢・体重・吸入の可否などにより使用できる薬剤が異なります。 診察で状況を確認し、適切な薬剤をご提案します。

Q4. 予防投与をしたのに発熱しました。どうすればよいですか?

予防投与は発症リスクを下げる目的であり、100%防ぐものではありません。 発熱などの症状がある場合は、検査・治療の対象となるため早めに受診してください。